
2018年6月27日(水)
今回は、本日発売された
週刊少年サンデー2018年31号
に掲載されている
名探偵コナン1016話
「駐禁の標識」
について、
内容のネタバレと読んでみた感想を
お伝えしていこう。
それではどうぞ!
前回までのあらすじは?
警視庁交通部所属の三池苗子。勤務後に先輩女性警官の桃崎・八木と共にカラオケに訪れた。
その帰宅中、桃崎は公衆トイレで怪しい人物に撲殺されてしまう。桃崎の残したダイイングメッセージをヒントにあるマンションを訪れた八木も、犯人によって突き落とされてしまった。
2件の連続殺人事件を黒田管理官は「女性警察官連続殺人事件」と名付け、厳戒態勢を敷いた。
しかし、現場近辺の捜査をしていた佐藤らは、男の悲鳴を聞きつけ向かった場で、由美が血を流して倒れているのを発見した。
「駐禁の標識」内容ネタバレ!
ここから先は完全にネタバレだ。
気が変わってやっぱり漫画で読みたいという方はこちらの電子書籍版のサンデーを購入するとよいだろう。
いやいや、漫画までは結構です!という方。ぜひ読み進めて頂きたい。
それではどうぞ!
由美死す?
「そんな、ウソでしょ・・・由美ぃ!!!」
倒れている由美を抱きしめる佐藤。
「ふぁ?ふあぁぁぁぁぁ・・・」
起き上がる由美に呆然である。
かけよる高木が事情を説明する。
由美は「気づいたことがあるから」と、遺体と同じ状態で倒れてみたようだ。そしたら昨夜の徹マンがたたり、寝てしまったと言うではないか。
事情を飲み込んだ佐藤は切り替えが早い。由美に何に気づいたのか説明を求めた。
由美いわく、八木が首を捻ってまで示したのは目線の先にある”駐車禁止の道路標識”なのではないか、と。
実は1件目の事件である桃崎が向いていた方向にも、ブランコの先に同じ駐禁の標識があった。
八木はいち早くそれに気づき、駐禁の標識のある場に現れたが、運悪く犯人と居合わせ返り討ちにされてしまったと、白鳥は推理した。
千葉はすぐさま、八木が1週間前に注意した3人の交通違反者の男が容疑者であると進言したが、由美によればその3人の中に駐禁した人物はいないらしい。
容疑者の3人は、
青野・・・運転中にスマホいじり。かつ免許不携帯。
赤嶺・・・ノーヘルでバイク逆走。
白山・・・車検の切れた車にシートベルトなしで乗車。
という状況だったらしい。
駐禁野郎はいないが、駐禁の標識は赤、青、白で構成されている。容疑者の名前に同じ色が入っているのは偶然だろううか。
推理を闘わせていると白鳥が、科捜研から連絡があり、八木が最後にかけようとした電話番号がわかったという。
7155
かけてもつながらない番号だ。
佐藤は電話番号ではなく、その番号を記録したかったから、犯人にスマホを壊されても記録が残るように通話ボタンを押したと推理した。
”7155”という数字に考えを巡らせるがこれと言って思いつくものがない。
そこで由美は、殺された2人が直前にカラオケに行っていたことを思い出し、何かの曲のリクエスト番号かも、と推理する。
「そのカラオケって三池も行ってたわよね?」
「み、三池?」
佐藤が突然出した幼馴染と同じ名前に心の中で反応する千葉。
しかし直後、由美が三池のことを”猫みたいな記憶力”と言ってしまい、千葉の頭で”三池”が”三毛”猫に変換された。
「別人だ。引きずってんじゃないよオレ」
自分に言い聞かせる千葉だった。
一方、由美からの電話に出た苗子は”7155”に心当たりがないか尋ねられるが何も覚えていないようだ。
由美に”猫並みの脳”とバカにされ反論する苗子は、反論ついでに最近のカラオケは番号なんて入れないことを由美に伝えた。
驚く由美だったが、とにかく”7155”について何か思いついたら佐藤に連絡するよう、苗子に頼んだ。
「由美さんも、今日は早く帰ってたっぷり寝てくださいね!」
由美を気遣う苗子の言葉を偶然車の中から聞く人物がいた。
犯人だ。
探し求めていた”由美”という言葉が脳内で反芻される。1回ずつ、力強さを増して。
一時解散の後に現れたのは
白鳥、佐藤、高木は聞き込みを再開することにした。
千葉は”7155”のヒントをたどるため、第1の事件現場に足を運ぶことにした。
由美は高木からの忠告もあり、家に帰りに止めていたミニパトに戻った。
「ん?何なのよ?アンタら」
2人の酔っぱらいの男が酒瓶片手にミニパトに寄りかかっていた。
男たちはミニパトを守ってやったとぬかすが、気の強い由美は「バッカじゃないの?」と一蹴。
酒瓶で殴りかかってきた男の1人だったが、
パシッ
振り上げた男の酒瓶を、沖矢昴が掴んだ。
「すみません、彼らは私の連れでして・・・」
無論、そんなことはない。
「誰だてめえ」のかけ声虚しく、酒瓶ごと沖矢昴に転ばされてしまう。
頭をミニパトに打ち付けた男はそのまま気絶。
ビビったもう1人の男はすっかり酔いも覚め、男を連れてそそくさとその場を去った。
「お騒がせしました」
突然の謎の人物・沖矢昴の登場に対して、なんら戸惑うこともなく一言お礼を言い、由美はミニパトでその場をあとにした。
残された沖矢はスマホに映し出されたメールを見る。
「兄さん、由美タンを守ってくれ!絶対だよ!」
将来の弟の嫁になるかも知れない女性は、赤井の目にはたくましく見えたようだ。
「とても警護が必要な女性には見えんがな」
第1事件現場にて
千葉は第1事件現場の公園で”7155”のヒントを探していた。
「あれ?千葉刑事」
コナンだ。
どうやらコナンも駐禁の標識の線にたどり着き、ヒントを求めてやってきたようだ。
千葉から”7155”についても知らされたコナンは、この数字の並びになにか心に引っかかるものがありそうだ。
夜も遅い。
コナンは千葉の車で博士の家まで送ってもらうことになった。
蘭には、スケボーのバッテリーが切れたため今晩博士の家に泊まると言っているらしい。
苗子にふりかかるものは・・・
歩きスマホをしながら佐藤の電話番号を探す苗子は、電番リストの中に千葉の電話番号を見つける。
同窓会以来かけていないようだが・・・
そんな苗子に近づく1台の車。
「すみません」
苗子に声をかけたその人物は、苗子に車の中に入り込んだ野良猫を探してくれないかと頼んだ。自分は猫アレルギーだから、と。
お人好しな苗子は突然の申し出にもかかわらず承諾する。
一方、千葉の車の中で”7155”に考えを巡らすコナン。
千葉が何気なく、コナンに子どもたちで道路標識の勉強をしていることを尋ねた。
肯定する千葉は、またしても何気なく、日本の道路標識がイギリスを参考にしているなんて自分は知らなかった、とぼやいた。
イギリス・・・
「そうか!そういうことか!」
なにかに気づいたコナンは千葉に呼びかけ、
「あ、ゴメン、ちょっと電話」
しかし、千葉は電話をとることを優先した。
コツ、コツ、コツ、コツ
なり続ける”コツコツ”という物音。声はしない。千葉の「もしもし」に対する回答も、ひたすら”コツコツ”だった。
「おいお前、何やってんだ!?」
電話越し、突然聞こえた声に、”ドカッ”という物音。
その電話は苗子からのSOS電話だった。
スマホを犯人に奪われた苗子は、こっそりもっていたガラケーで千葉に電話したのだ。
ガラケーを犯人にとりあげられた苗子は、口をテープで塞がれ、体を縛られていた。
「駐禁の標識」感想は?
予想通り、由美は生きていた。しかも徹マンで眠くなって寢っちゃったというオチだ。そりゃ佐藤も目が点になる。そういえば、先週秀吉が徹マンについて言及していたな。
さて、先週からの伏線をあっさり回収したところで今回の感想だが、ハイライトは沖矢昴まで登場したところだろう。先週安室透が登場して、黒田・安室で今回そういう回かと驚いたが、沖矢昴まで登場するとは更に驚いた。
そう言えば、由美と赤井の対面はこれが初か。由美は次赤井にあっても、沖矢=赤井を知らないだろうけど。
事件はまあ解決に近づいており何よりだ。と、思ったらついに苗子が犯人の魔の手にかかってしまった。ここまで千葉・苗子回かと思ってたら、安室・黒田回の線も濃くなってたから、むしろこの展開で良かった。
いよいよ苗子がヒロインするぞ。千葉は”三池”を”三毛”に脳内変換するんじゃないよ。笑
この展開、この事件の最後には千葉が三池の正体に気づきそうだな。携帯の番号もなぜ三池が知っていたのか、疑問に思うはずだ。そして思うだろう。「電話番号知っているの、あのとき同窓会でかかってきた三池・・・まさか本当に?!」みたいな。
最後のまとめ
いかがだっただろうか。
今回は名探偵コナン1016話
「駐禁の標識」について
ネタバレと感想をお伝えしてきた。
苗子の安否が気になるが、
それよりも千葉が苗子に気づきそうな
展開がやってきそうで楽しみすぎる。
赤井、安室、黒田も
このあと出てくるか?
期待しよう。
前回File1015はこちらから。
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次回File1017はこちらから!
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