
2019年2月20日(水)
今回は、本日発売された
週刊少年サンデー2019年12号
に掲載されている
名探偵コナン1028話
「雪山の山荘」
について、
内容のネタバレと読んでみた感想を
お伝えしていこう。
それではどうぞ!
「雪山の山荘」内容ネタバレ!
ここから先は完全にネタバレだ。
気が変わってやっぱり漫画で読みたいという方はこちらの電子書籍版のサンデーを購入するとよいだろう。
いやいや、漫画までは結構です!という方。ぜひ読み進めて頂きたい。
それではどうぞ!
警察は来ない
「すぐに迎えに来られないって、どういうことだよ?長野県警」
雪山の山荘に閉じ込められた9人。
小五郎が長野県警の大和警部に電話で助けを求めるも、山荘まで向かう途中のトンネルが雪崩で塞がれてしまい、助けに行くことができないらしい。
少なくとも翌日になるとのこと。
「どうした?高明」
「今、かすかに火薬の臭いがしたような」
もしかしたらこの雪崩は人為的に起こされたもものかもしれない。
長野県警の3人の頭に嫌な予感がよぎった。
宿泊
「てなわけで、明日になるまで迎えは来そうにねぇから」
9人は山荘に泊まることを余儀なくされた。
「ってか、そろそろ名乗れよ!誰なんだよ、他人のフリして俺らをここに集めた奴は!?」
バーテンダーの西野澄也が言った。
9人を集めた人物はいまだにわかっていない。
「わ、私じゃなわよ!?」
OLの古浦郁絵が否定する。
続けて、会社員の和田孝平、銀行員の川崎陽介、高校教師の藤出頼人もそれぞれ否定した。
この5人は2ヶ月前に自殺した男性・日原泰生、通称・ニッチのお別れ会のためにやってきていたのだが・・・。
もちろん、その事件の依頼を受けて訪れた、コナン、小五郎、安室、脇田も違う。
「で?アッシらはその日原さんがここで自殺した真相を探りに来たんですが、自殺した部屋を知ってる人はいるんですかい?」
日原は首をつって自殺したらしい。
その部屋はどこなのか、脇田が5人に尋ねた。
しかし、5人ともメールで日原の死を知ったようで、その場所を知る者はいなかった。
「やっぱり解かなきゃいけないかもね!」
コナンが小五郎に届いた6×6のすべてのマスにカタカナが記載された暗号を示した。
その暗号は小五郎と、お別れ会に集まった5人全員に届いていた。
暗号はそれぞれ6×6マスは同じだが、カタカナ文字もいればひらがな文字で埋め尽くされたものもいた。
「これを解くヒントといやぁ、この3×3のマスが太い線で囲われているって事ぐらいかね」
頭を悩ましても暗号は解けない。
「それより暖を取る方法を考えない?」
山荘の中は寒かった。
コナンの提案で玄関に落ちていた一斗缶に燃えそうなものを入れて火をつけることになった。
山荘内は隙間風があり、酸欠の心配はなさそうだ。
一方、安室の提案で全員が持っている食料を分け合うことになった。
西野は菓子、藤出は水、古浦はミントタブレットを差し出した。
川崎は潔癖症な性格で、持参の水のみで乗り切ると宣言した。
その後、西野、藤出が燃えそうなものを拾いに、古浦が一斗缶を用意しにでかけた。
川崎はコナンと、教会とは別の参拝者に用意された墓地のトイレに向かうのだった。
弔いの言葉探し
「おお、よかった。水道、まだ出るようだ」
「ねぇ、トイレの場所知ってたけど、この教会に詳しいの?」
用を足して手を洗っていた川崎にコナンが尋ねた。
川崎によれば、子供の頃よくこの教会で遊んでいたため、自分だけでなく5人とも詳しいそうだ。
教会のそばに丁度いい広場があるらしい。
「丁度いいって何に?」
コナンの疑問に回答する前に、川崎の携帯にメールが届く。
妙な紙が見つかったからすぐに来てくれ!
僕を供養したければ、以下の場所へ赴いて、それぞれ一人ずつ、弔いの言葉を集めてくれ
古浦が見つけた、教会内の簡単な間取りと日原泰生の名が書かれた1枚の紙。
その紙にこのような文言が書かれていた。
更に、その紙と一緒に6×6マスの例の暗号も見つけたらしい。
一行は文言の通り、それぞれ分かれて各部屋を見に行くことにした。
「んじゃ、誰がどこを回るかを決めねぇと」
脇田の言葉に安室が答えた。
安室が取り出したトランプを引いて、数字が大きいカードを引いた人から行きたい場所を選ぶ、という提案だ。
「ちょっと待て!そのカードのトップ、一番上のヤツに妙な汚れがついてるな」
西野は疑り深く安室に迫った。
めくる前になんのカードなのかわかっているのではないか、と。
「い、いや、そんな事は」
安室は否定するが、結局トランプの案はなしになる。
代替案でアミダやじゃんけんが提案されるが、なかなか決まらない。
「ぷっ」
その様子を見て、古浦が吹き出す。
「これってあなたたちがキャプテンを決めたときみたいだね!」
古浦のその言葉で、当時と同じ方法で決めることになった。
レポート用紙1枚を9等分し、それぞれに自分の名前を書いてティッシュの空箱に入れる、というものだ。
それを引く役目は、当時キャプテンになった西野が務めた。
かくして、担当が決まった。
和田がトイレ。
西野が談話室。
古浦が書斎。
川崎が親父の部屋。
藤出がシスターの部屋。
小五郎が風呂場。
コナンが礼拝堂。
脇田が台所。
安室が倉庫。
それぞれがそれぞれの場所に向かう、その前に。
「あの・・・くれぐれも注意してくださいね。みなさんをここへ集めた人物の本意がまだ何もわかっていませんから」
安室が注意を促す。
誰かがニッチの敵討ちを狙っている、と解釈した西野。
その言葉を聞いて、
「もしそうなら、最初に狙われるのは多分ニッチの女房の・・・」
答えようとした藤出の言葉を、川崎が制止した。
あの中で女房っていったら、郁絵さんのことだろうけど。キャプテンって一体何のキャプテンだ?
コナンの頭に謎が残った。
第1の事件
「よぉ、ボウズ!弔う言葉ってヤツ、見つけたか?」
礼拝堂に戻ってきた西野がコナンに尋ねる。
コナンは礼拝堂のイスの浦に貼ってあった、6×6マスの暗号をとってみせた。
西野は談話室の花瓶の中。
川崎は親父の部屋のベッドの下。
藤出はシスターの部屋の棚の中。
古浦、安室、脇田、小五郎もそれぞれ暗号を見つけていた。
「残るはトイレに行った和田さんだけ」
しかし、それから1時間たとうとも、和田は戻ってこない。
全員で様子を見に行くことになった。
「それで?あんたら何の部活をやってたんだよ?キャプテンを決めたってことはそういうことだろ?」
トイレに向かう道中、小五郎が尋ねたが、藤出は答えるのを渋った。
そうこうしているうちにトイレに到着。
小五郎が懐中電灯でトイレの中を照らすと、
!?
「お、おい!?こいつは一体・・・」
額に矢が刺さった和田が、トイレの隅で息絶えていた。
「雪山の山荘」感想は?
シリーズ2話。第1の事件発生編。
事件の舞台が教会のため、ミステリーだけでなくオカルトチックな要素もあって、ちょっとホラーな今シリーズ。
暗号はさっぱりだが、事件の背景になっているであろう、5人の”部活”が鍵だろうか。
キーマンは紅一点の古浦郁絵かな?日原の奥さんでありそうな描写があったけど果たして・・・。
コナン全体の謎に関しては今回は触れられなかった。
一応長野県警が登場したので、シリーズ最終回で安室と諸伏が対面するのだろうが、ここが最大の見所だろう。
その他注目点は安室の取り出したトランプかな?なにか意味があるのだろうか。
脇田はコメントは残しているが、今回は脇役止まりでしたねぇ。
最後のまとめ
いかがだっただろうか。
今回は名探偵コナン1028話
「雪山の山荘」について
ネタバレと感想をお伝えしてきた。
安室と脇田の共演で、
物語の真相に近づくこと
間違い無しの本シリーズ。
事件も興味をそそられるけど、
やっぱり本編の行く末が
気になるところ!
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