名探偵コナン「憎しみのフライパン」ネタバレと声優！水沢都美は誰？

　今回は「名探偵コナン」の原作にはないアニメオリジナル、第998話「憎しみのフライパン」のあらすじネタバレと声優について見ていきましょう。それではどうぞ！

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「憎しみのフライパン」のあらすじネタバレ

放送日	2021年2月20日
話数	第998話
タイトル	憎しみのフライパン
OPテーマ	all at once「JUST BELIEVE YOU」
EDテーマ	宮川愛李「Reboot」
脚本	三上幸四郎
演出	黒田晃一郎

コナン、蘭、小五郎は、ベンチャー企業「オーシロ」が開発した新しいフライパンのモニター会場にやってきた。社員の田口哲雄と水沢都美によるフライパンの紹介が終わると、挨拶のために社長の大村直行が呼ばれるが、なかなか出てこない。社長室からした悲鳴を聞きいてコナン達が駆けつけると、そこには胸から血を流した大村が倒れていた。
社長室の窓は開いており、強盗による犯行かと思われた。社長室のあるビルにいた全員が集められるが、敷地内には別に研究棟があるらしい。そこの人たちにも集まってもらおうという話をしている最中、研究棟の一室が爆発。研究開発部主任の古城直行が遺体となって発見される。そこには、ナイフと社長のものと思われる財布が転がっており……。

引用元: 公式HP

「憎しみのフライパン」あらすじ

　ベンチャー企業の「オーシロ」では、社長に新開発のフライパンのチェックをしてもらっている最中だ。社長がフライパンに目を通しているところを、社員総出で固唾を呑み見守っている。

　すると、社長の大村直行（おおむら なおゆき）はフライパンを勢いよく床にたたきつけた。そして、社員代表の開発主任・古城真一（こしろ まさかず）に怒鳴り散らかす。大村社長はフライパンの出来が気に食わないらしい。

　しかし、古城主任は引き下がらず、「売れないのはアンタが無能だから」と吐き捨てた。

　言い合いはヒートアップし、社長が床に落ちたフライパンを蹴ったことで、主任がついに激昂。取っ組み合いの喧嘩に発展してしまった。

　2人をなだめる為に「オーシロ」社員の田口哲雄（たぐち てつお）と、水沢都美（みずさわ とみ）が仲裁に入り、社長と主任はなんとか落ち着きを取り戻すものの、険悪なムードは漂ったままだった。

　後日、「オーシロ」の社屋ではフライパンの実演紹介が行われていた。そこにはモニターとしてコナン、蘭、小五郎も参加している。

　フライパンを紹介しているのは田口哲雄と水沢都美。

　

　

　とても小学1年生とは思えない返答を華麗にスルーし、田口と水沢はその鉄を更に強固にする技術で作ったという自社のフライパンを紹介している。会場では実際にハンバーグをそのフライパンで焼いていた。ソースがぐつぐつと煮えたぎり、美味しそうな匂いが会場を包み込む。

　さて試食。素材の味を引き出すと豪語していただけあり、ハンバーグは非常においしかった。蘭はこっそり、水沢とハンバーグのレシピを教えてもらう約束をする。

　

　開け放たれた会場のドアを皆が注目したが、そこから社長が入ってくることはなかった。困惑した田口は様子を確かめる為に廊下に顔を出すと、別の女性社員があわあわと声をたて、社長室の前でしりもちをついた。

　その声は小五郎やコナンの耳にも聞こえ、ただならぬ様子を感じ取った2人は社長室へと急いだ。

　社長室では、椅子に座った大村社長が、天を仰いだ状態で胸から血を流し、亡くなっていた。

　社長室の窓が開け放たれていることから、犯人が逃げたものと思われる。そしてコナンは、机の上に置かれたビンと謎のバルブに違和感を感じていた。

　目暮や高木ら警察が到着し、現場検証が行われた。

　大村は何者かに胸をナイフで刺され死亡。財布がないことから強盗犯の可能性が考えられ、犯人はすでに窓から逃げたと思われた。ショックを隠せない従業員。とりわけ水沢はその場に泣き崩れてしまう。

　目暮が従業員は今その場にいる人で全員かを尋ねると、

　

　ということは、別の建物にまだ従業員が残っているという事か。

　

　そう言って窓の外の研究棟を指さす水沢。

　

ドゴーン！

　その時、水沢が指さした研究棟が爆発した。大きな爆発で研究室の窓という窓は割れてしまっている。

　急いで駆けつけたコナン、小五郎、目暮、高木は部屋の中に倒れている男性がいるのを発見した。

　

　4人の後ろから水沢がその人物が古城主任であることを認識し駆けつけようとしたが、高木によって制止される。

　そちらも現場検証が行われ、古城主任は爆発に巻き込まれすでに亡くなっていることが判明した。どうやらガスボンベのガスが漏れていたようだ。

　ならば事故かと思われたが、部屋の中からは古城のものと思われる遺書が発見された。更に古城の倒れていたのはソファのすぐ横。つまり、睡眠薬を飲み、ガスのバルブを緩めることによる自殺の可能性が考えられた。

　その間、コナンは爆発した部屋内で、財布と血の付いたナイフを見つけ、小五郎を介し目暮に報告された。

　いったん現場からは離れ、空き部屋で休んでいた田口と水沢。情緒不安定な2人にコナンと蘭が付き添った。

　一度に会社を担う2人の人物が亡くなってしまった。大村社長は強盗に襲われ、古城主任は自殺･･･。この状況をまだ素直に飲み込めていない田口と水沢。2人とも涙が止まらなかった。水沢には蘭が、田口にはコナンがハンカチを渡した。

　そこに小五郎、目暮、高木がやってきて、田口と水沢に、大村社長と古城主任の関係を尋ねた。というのも、強盗犯に思われた大村社長殺害の事件が新展開を見せ始めたからだ。

　目暮は田口と水沢に状況の説明を始めた。

　研究室で発見された大村社長の財布と血の付いたナイフ･･･。これらが古城主任のそばにあったのは、他ならぬ、古城主任が大村社長を殺害したためだ。昨日、ひどい喧嘩を繰り広げた大村と古城。今朝になって古城は社長室を訪れた。そこで古城は大村を殺害。財布を盗み、窓を開け、まるで強盗が襲ったかのように工作した･･･。

　

　

　高木はそう言って、薬瓶とバルブを見せた。ビンは睡眠薬のビンであり、バルブは･･･、ガスボンベのバルブだった･･･。ということは、ここでもう1つの状況が推測できた。

　大村社長は古城主任に刺される前に研究室に行っていた。そして、睡眠薬をお茶に入れ、ガスのバルブを交換。最後に遺書を隠した。鑑識の調べでは、研究室のガスボンベにはガスが漏れるよう細工された跡があったそうだ。そして、細工が施されてから30分後に爆発したのではないかという･･･。

　

　

　社長室には遺書を作成していたパソコンも発見されている･･･。

　まとめるとこうだ。研究室で睡眠薬入りのお茶の準備とバルブへの細工を施した大村社長が社長室に戻ると、そこには自分が殺そうとしていた古城主任がいた。そして大村は古城によってナイフを胸で刺され殺害されてしまう。

　古城は財布を盗み窓を開け、強盗の犯行のように見せかけて研究室に戻ると、お茶を飲み眠ってしまう。やがて時間が経ち研究室は爆破。古城も亡くなってしまったというわけだ。

　

　

　あの時とはいったいどういうことか、小五郎が尋ねる。

　事件の前、田口と水沢は大村社長と古城主任の元を訪れていた。お互いなんとかうまくやっていけないか、と･･･。

　その時、大村はこう言っていた。

　

　一方、古城はこう言っていた。

　

　結果的に、これが2人の田口、水沢に対する遺言になってしまった。

　　

　そう言って2人は、再びうなだれてしまうのだった。

　フライパン1つによって起こってしまった悲劇･･･。悲しい結末を迎えてこの件は終わりだと、コナン、蘭、小五郎はそう思っていた。

　しかし、救急車で運ばれようとする2人の遺体を見てコナンは思う。

　踵を返し、再び事件現場へと向かった。

「憎しみのフライパン」ネタバレ

　社長室へやってきたコナンは、そこで壁についた不自然な染みを発見した。色は茶色。どうやら、今日モニターで作られていたハンバーグのソースのようだ･･･。

　続いて研究室へとやってきたコナンは、今度はそこで床に落ちたアルコールランプの蓋を発見した。更に空調操作パネルに何やら光るものが付着しているではないか。それを指で拭って手のひらに乗せたところ、溶けてしまった。

　その後、コナンは帰ろうとする目暮らに挨拶をする田口と水沢の後ろ姿を見て違和感に気づく。そしてあることを思い出しハンカチを取り出すと･･･、ついに真相にたどり着いた。

　小五郎に麻酔銃を打ち込み、眠りの小五郎の推理ショーを開始する。

　大村社長と古城主任はお互いに殺しあったのではない。2人はある1人の人物によって殺害されたのだ。

　救急車で運ばれていく2人の遺体。大村社長はナイフで一突きされ大量出血をしているというのに、古城主任は一切の返り血を浴びていない。古城主任は犯人ではないということだ。

　また、社長室には今朝作ったハンバーグのソースが付着していた。何者かが社長室に忍び込んだという事だ。

　更に、研究室の空調操作パネルには光ったものが付着していた。それは溶ける金属だという。

　真犯人のとった行動はこうだ。

　今朝、社長室に忍び込みんだ真犯人はそこで大村社長を殺害。その後窓を開け、遺書の工作をした後、机の上にバルブと睡眠薬を机の上に置いた。古城主任殺害の容疑を大村社長に着せるために･･･。

　その後真犯人は研究室にやってくる。そして古城主任に睡眠薬を入れたお茶を飲ませ眠らせた。その後ナイフと財布を置き、遺書を仕込み、古城が自殺したようにみせかけるため、ガスボンベのバルブを細工したものと取り換えた。そして約30分後、爆発が起こった･･･。

　そして眠りの小五郎は田口の肘に付着したハンバーグのソースを指摘し、

　突然の名指しに田口は驚く。しかし、小五郎は淡々と推理をつづけた。

　田口は今朝、ハンバーグを作っている最中、過ってソースを肘に付着させてしまった。そして社長室で壁に肘をつけてしまった。田口が社長室に入った証拠である。

　田口は焦りを見せながらも、犯行を否認する。そもそも研究室には行ってないし、爆破が起こるまでの30分間はずっとみんなと一緒にいただろうと、アリバイを主張した。

　ところが小五郎は、そのアリバイこそ田口が犯人であることを証明するものだと言い切った。

　研究室の空調操作パネルに付着した光る物質は、29度で溶ける金属”ガリウム”。田口は溶ける前のガチガチに固まったガリウムをガスボンベのバルブに固定。そしてエアコンを時間調節し、30分後に暖房が入るように設定した。室内にはあらかじめアルコールランプに火をつけておくことで、30分後暖房で29度以上に暖められた室内ではガリウムが溶けガスが漏れだし、アルコールランプの火に引火。爆発が起こるという細工だった。

　こうすることで工作をしてから30分の猶予が与えられる。そして溶けたガリウムの証拠隠滅のために、部屋を爆発させたのだ。

　しかしその工作の際、ガリウムが手に付着した状態で空調操作パネルに触れたことでそちらにもガリウムが付いてしまった。そして･･･、ガリウムは更に別の所にも･･･。

　大量の汗が噴き出た田口は違うを連発するが、小五郎はとどめとして、高木に田口のロッカーを調べるように伝えた。田口が大村を殺害した際の返り血の付いたエプロンがあるはずだ、と･･･。

　田口は床に突っ伏し、両手で頭を抱えた。

　

　犯行動機を吐露する田口は泣き喚きその場に崩れ落ちるのだった。

　探偵事務所の夕飯は、その後3日連続で「オーシロ」のフライパンを利用したハンバーグだった。正直コナンも小五郎も飽き飽きだったが、蘭は水沢からもらったレシピがいっぱいあるからと、ハンバーグをやめるつもりはないようだ。

　蘭は熱したフライパンを持ってリビングにやってくるが、そこでフライパンを小五郎の頭に落としてしまう。

　コナンも蘭も、フライパンに傷一つないことをすごいと言うが、小五郎は「俺の心配をしろ」と叫ぶのだった。チャンチャン。

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「憎しみのフライパン」の声優一覧

　続いて、本回の声優の皆さんを紹介します。今回は総じてベテランぞろいの声優さんたち。みなさん過去に「名探偵コナン」の声優をすでに経験されている方ばかりです。

大村直行／cv.乃村健次

古城真一／cv.真殿光昭

水沢都美／cv.柚木涼香

田口哲雄／cv.川田紳司

※「名探偵コナン」に登場したあの意外なキャラクターの声優さんは？

「ドラゴンボール」の孫悟空を担当した野沢雅子さんが演じた「名探偵コナン」のキャラクターはこちらから！

「ワンピース」のルフィを担当した田中真弓さんが演じた「名探偵コナン」のキャラクターはこちらから！

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最後のまとめ

　今回は「名探偵コナン」のアニメオリジナル「憎しみのフライパン」のあらすじネタバレと声優について見てきました。

　今回は過去に「名探偵コナン」の声優をすでに経験したことのある常連さんが多かったですね。

　完成版！コナン主要全キャラクターの声優顔画像と代表作の確認はこちらから！

　合計50キャラ以上！名探偵コナンとワンピースの声優かぶりまとめはこちらから！

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