「名探偵コナン」
キャラクター紹介!
今回は、
「名探偵コナン」の重要キャラクター、
黒の組織に潜入していたFBI、
赤井秀一
について、紹介していこう。
基本プロフィールから
各キャラクターとの関係。
更には
謎に包まれた
赤井ファミリーの関係性や、
赤井秀一の経歴や彼女歴など
気になるところを紹介していこう。
これを読めば赤井秀一については
ばっちりだ。
それではどうぞ!
赤井秀一プロフィール!
- 赤井秀一(あかい しゅういち)
-
- 年齢
- 32歳
- 所属
- FBI
- 故郷
- イギリス
- 国籍
- アメリカ
- 住まい
- 日本(工藤邸)
- マイブーム
- 料理
FBI捜査官・赤井秀一。卓越した推理力と洞察力、身体能力、そして射撃力によりFBI捜査官の中でもトップクラスに有能。常に冷静で取り乱すことがなく、臨機応変に物事を捉え、問題を解決することができる。
外にいるときは基本的に黒いニット帽と黒いレザージャケットに身を包む。緑色の瞳と目の下のくまが特徴的。また左利きである。
初登場時はいかにも怪しい人物として描かれており、黒の組織の一員をにおわせていた。じめじめした容姿から好感を持つ読者はいなかっただろう。それが今やコナンキャラ屈指のイケメンキャラに劇的ビフォーアフター。怪盗キッド、安室透と並び、「名探偵コナン」3大人気キャラクターの一角として君臨している。
黒の組織に潜入捜査!コードネームは”ライ”!
そもそも赤井秀一がFBIに入局したのは、父・赤井務武が携わった事件の真相を明らかにするためだった。そして、その死に関わっていると思われる組織こそ、黒ずくめの組織である。
自らの名前を諸星大として黒ずくめの組織に潜入し、スパイとして活動を開始した赤井秀一。持ち前の能力の高さは黒の組織の中でも遺憾なく発揮され、コードネーム”ライ”を授かり、組織の中核に迫っていた。
しかしある時、FBIの部下・キャメルのミスによって潜入捜査が黒の組織にバレてしまった。以降はFBIの立場に戻り改めて黒の組織を追うことに。
基本的にスパイであることが黒の組織にバレたら、生きて逃げることはできないけど、それをやってのけた赤井秀一。さすがだね。
来葉峠(らいはとうげ)にて殉職。沖矢昴の誕生!
黒の組織の情報を得るためには、やはり内通者は必要だった。コナンの提案で、黒の組織に潜入していたCIAの諜報員・水無玲奈(コードネーム:キール)の協力を得ることに成功する。
しかし、水無玲奈は黒の組織にスパイであることを疑われている身だった。そのため組織は、水無玲奈が組織に忠誠を示すためのある司令を出した。赤井秀一の抹殺である。
赤井秀一は水無玲奈の銃によって撃たれ、命を絶った・・・というのは、すべてコナンが描いたシナリオ通りの進行であり、ゆえに赤井秀一は生きている。
これによって黒の組織に、水無玲奈の忠誠を示せた上に、赤井秀一がこの世から消えたと思い込ませることに成功したわけだ。
しかし、もちろん赤井秀一がそのままの姿で外を出歩けば、組織の人間に生きていることがバレてしまう。そこで新一の母・工藤有希子の変装術と、阿笠博士のチョーカー型変声器によって、赤井秀一は大学院生・沖矢昴という、まったく別の人間として行動することになった。
※「名探偵コナン」公式の赤井秀一紹介動画も御覧ください。
各コナンキャラとの関係性は?
ここまで赤井秀一のプロフィールを見てきた。ここからは赤井秀一と他のコナンキャラとの関係に迫り、赤井秀一を更に掘り下げていく。
安室透との関係は?
黒の組織に同じタイミングで潜入していた同僚。赤井はFBIとして、安室は日本の公安として潜入していた。もちろんお互い潜入捜査官であることは秘密にしていたが、赤井の方は安室の正体に薄々感づいていた様子。
組織にいた頃から疑ってはいたが、あだ名が”ゼロ”だとあの坊やに漏らしたのは失敗だったな。(85巻FILE.4「緋色の真相」より)
安室も頭がキレる人物。そういう描写がまだ出てきていないだけで、組織にいた頃から赤井の正体に感づいていた可能性が無きにしもあらず。
組織潜入時代は、赤井と安室に加えて、安室と同じ公安からの潜入捜査官であるコードネーム”スコッチ”の3人で行動することがよくあったようだ。しかしある時事件が起こる・・・。
赤井がスコッチを殺してしまったのだ。・・・というのは実は安室の勘違いなのだが、それに気づいていない安室は赤井のことを”殺したいほど恨んでいる”様子だ。
赤井は早く安室の誤解を解いたほうがよいと思うのだが、真実を伝えようとしない。理由として考えられるのは、スコッチを死に追いやってしまったのが、間接的に安室透だったから。実は赤井はスコッチの自害を直前に踏みとどませることに成功しそうだった。しかし、その場にやってくる第3の人物の足音を、スコッチが組織の人間と思い、考える間もなく自害をしてしまったのだ。その足音の主は安室透だったのに・・・。
江戸川コナンとの関係は?
お互いの能力を認め、信頼し合う関係である。前述の通り、来葉峠前後の一連のシナリオはコナンが描いた通りになった。赤井が死の偽装直前に水無玲奈に言った言葉「まさかここまでとはな」も、安室の指摘通りコナンを称賛する意味合いだったのだろう。
ここにある言葉を加えると、その意味は一変する。「まさかここまで・・・”読んでいた”とはな」。(85巻FILE.3「緋色の帰還」より)
また、赤井秀一はコナン=工藤新一に気づいている。というのも、赤井(沖矢昴の姿)は、コナンが変声器で新一の声を出して蘭と電話しているところを聞いてしまったのだ。
なるほど、そういうことか。(77巻FILE.7「金一君」より)
そして実は、2人の初対面は10年前まで遡る。日本のとある海水浴場で起きた事件に、赤井一家と幼き日の新一と蘭、そして工藤有希子が居合わせたのだ。その時のことをコナンは思い出したが、赤井が覚えているかどうかは謎である。(92巻「さざ波の魔法使い」より)
もしこれを覚えているのなら、赤井は初めからコナン=新一に気づいていたことになるけど、77巻FILE.7「金一君」での一件があるから、多分覚えていないのだろう。
きっと、FBI時代にいろいろありすぎて忘れちゃったのよ。
毛利蘭との関係は?
ラブコメ担当の蘭とは接点がなさそうで意外とあるこの2人。実際に3度接触している。
1度目はコナンのときと同じく、10年前の海水浴場で。まだ7歳の蘭に対して、警察を呼ぶための指示をだした。
君はここへ、あの坊やと2人で来たのかい?(92巻FILE.3「さざ波の捜査官」より)
2度目は蘭が新一とニューヨークに訪れた1年前のこと。通り魔の出るエリアに足を踏み入れてしまった蘭に対して。
消えろ!このエリアから今すぐに。(35巻FILE.4「ゴールデンアップル[5]」より)
そして3度目は現在。コナンがまだ赤井のことを怪しんでいた頃、コナンと蘭が歩いていたところで、偶然赤井に出くわした。
お前はいつも泣いているな。(37巻FILE.8「白い雪…黒い影…」より)
たいして物語の核心に触れた接触はしていないように思えるが、赤井には蘭がある種特別な存在に見えていたようだ。それは3度目に会った際、赤井は蘭の泣き顔を見て、蘭にある人物を重ねて見た。
思い出していたんだ。お前によく似た女を。平静を装って影で泣いていた、バカな女のことをな。(37巻FILE.8「白い雪…黒い影…」より)
これは赤井が組織に潜入するために利用した赤井の元彼女・宮野明美のことである。宮野明美はご存知、灰原の実の姉であり、組織によって消された人間。灰原も蘭に姉の面影を見ていることから、蘭と宮野明美は似ているようだ。
なお、沖矢昴の姿でならば、赤井と蘭は何度も会っていることになる。
FBIメンバーとの関係は?
赤井秀一が深く関わっているFBI捜査官は全部で3人、ジョディ・スターリング、アンドレ・キャメル、ジェイムズ・ブラックである。
ジョディは赤井が組織に潜入する前に交際していた女性捜査官。潜入のために宮野明美と付き合うため、破局となった。ジョディは同時交際を申し出たが、赤井はそれを拒否。その際に発した別れのセリフは女性票を大きく獲得したことだろう。
お前を犠牲にしても、潰さねばならない組織だということだ。2人の女を同時に愛せるほど、器用な性分じゃないんでね。(65巻FILE.3「運命の人」より)
キャメルは赤井の忠実な部下。運転技術に長けたガタイのいい男捜査官。2年前、組織に潜入していた赤井は組織の幹部と会う約束を取り付けた。捕まえるには絶好のタイミングであり、その場にキャメルを含む複数のFBI捜査官が身を潜めた。しかし、約束の時間の前に1人の老人が現れる。キャメルはいつまでも立ち去らないその老人を見かねて声をかけ、その場をどかせた。老人はキャメルに笑みを見せ、その場を立ち去った。その後、その場には誰も来ることはなかった。
じゃあ聞いてるでしょう。ある捜査官のミスで組織の幹部を捕まえそこねたって話。そのミスをした捜査官というのが自分なんです。(58巻FILE.10「キャメルの過去」より)
ジェイムズは赤井の上司。偶然にも赤井が来葉峠に向かう前に、計画を赤井から聴いた。よって、赤井が生きており、沖矢昴の姿で行動していることを初めから知っていた唯一のFBI捜査官である。
ここまで赤井秀一の
基本プロフィールを紹介してきた。
次のページでは、
赤井秀一と家族の関係性や、
赤井秀一の経歴をまとめて
わかりやすく紹介していこう。
”赤井秀一”の考え方や
行動のすべてに気づきを得られる
内容となっているはずだ。
それではどうぞ!
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