名探偵コナンの
メインキャラクターの一人。
ヒロインの父親という
重要なポジションに加え、
事件を解決に導く役を
仰せつかった「名探偵コナン」の
キーパーソン。
毛利小五郎
すっとぼけな台詞回しから、
推理シーンの真面目な口調まで、
声色の幅は広い。
果たして、そんな毛利小五郎の
声優を務めているのは誰なのか。
またその声優が担当した他の
キャラクターはなんなのか。
今回はそんなところを見ていこう。
それではどうぞ!
毛利小五郎の声優は誰?
まずは毛利小五郎のキャラクターを紹介しよう。
「名探偵コナン」のヒロイン・毛利蘭の父親で、妃英理の夫。そして何より、コナンの推理を披露するのに欠かせない人物。通称”眠りの小五郎”。
読み手には伝わりづらいが、「名探偵コナン」の世界では誰もが知っている有名人だそうで、名前を明かすと決まって「えっ、あの毛利小五郎!??」と、”人生終わった感”を醸し出してくる。
普段は競馬と麻雀、沖野ヨーコに目がなく、だらしなさ全開だが、ひとたび劇場版になると得意の柔道技も駆使してかっこいい一面を発揮するなど、ドラ○もんの野比のび○を彷彿とさせる。
ところが近年の劇場版では、容疑者にされたり、眠らされる瞬間をカットされていきなり眠りの小五郎シーンになったりと、不遇が極まりつつある。
妃英理が登場する回はおっちゃんのだらしない面、かっこいい面がもれなく見られるので、小五郎ファンにはオススメだ。劇場版なら第9作「水平線上の陰謀」一択だね。
それでは声優を紹介しよう。
普段のおちゃらけ声と眠りの小五郎時の真面目な声、2つの声色を使い分ける毛利小五郎の名声優は
小山力也(こやま りきや)さん
※左側の男性です。
三人のおっさんのイベント終了!
どうなるかと思ってたが、思いのほか濃厚な内容でした!
いろいろな刺激も受けた。
檜山も初心忘れず頑張ろう(^^)
byひやま
愉快なスリーショット!!!#檜山修之#平田広明#小山力也 pic.twitter.com/wsOn0VuoIU— 檜山修之とやまけんの「ただ座して噺すのみ!ラヂオ。」公式 (@onsen_hanadi) July 21, 2019
まずは小山力也さんのプロフィールを見ていこう!
小山力也プロフィール
小山力也さんは1963年12月18日生まれの54歳。京都府生まれ。
もともとは吹き替えをメインに活動していたが、2000年以降、アニメの声優などもこなすようになった。その後も仕事の幅を広げており、ラジオのパーソナリティやナレーションにも積極的である。まさに声のプロフェッショナルだ。
かなりの渋ボイスの持ち主であるため、演じる役どころも渋い役が多い。基本的には父親を始めとするおっさん、おっさん、おっさんである。特に強面のおっさんとは相性がよい。また、爽やかなおっさんの場合、かなり色っぽいキャラクターとなる。
プライベートでは、実は現在独身である。噂された女性もいるようだが、あくまで噂の域を出ない情報ばかりだ。
小山力也の演じたキャラクターは?
それでは、小山力也さんが一体どんなキャラクターを演じてきたのか。代表作を見ていこう!
はじめの一歩:鷹村守
出典:https://www.youtube.com/watch?v=Vzz7Y4hTroE
2000年から2013年まで放送された、ボクシング漫画の金字塔が原作のアニメ。原作は週刊少年マガジンで1989年に連載開始され、なんと現在も連載中である。
鷹村守は主人公・一歩に次ぐ主要キャラ。複数階級のチャンピオンである。アニメ声優においては、小山力也さんの最初の代表作と言えるだろう。
NARUTO -ナルト-:ヤマト(テンゾウ)
出典:https://matome.naver.jp/odai/2144120050497116901/2144120426902323903
2002年から放送された、皆さんご存知忍者漫画が原作のアニメ。原作は週刊少年ジャンプであり、1999年から2014年までの15年間、全700話が連載され、ジャンプを支える作品の一つだった。
ヤマトは第2部から登場。はたけカカシの代役として、主人公・ナルトも所属する第七班の隊長を務める。
HUNTER×HUNTER:ジン=フリークス
出典:https://matome.naver.jp/odai/2144838618133632101/2144916319129422903
2011年から約3年間放送された、大人気バトル漫画が原作のアニメ。週刊少年ジャンプで現在も連載中だが、とにかく休載が頻繁なことで話題を集める。
ジン=フリークスは主人公・ゴン=フリークスの父親。また、ゴンが旅立つ理由でもある人物。同じく父親役である毛利小五郎とは性格がえらい違いである。
キングダム:王騎
出典:http://dougahaishin.hatenablog.com/entry/2016/05/26/220452
2012年よりNHK BSプレミアムにて放送された、中国の春秋戦国時代を舞台とした漫画が原作のアニメ。現在も週刊ヤングジャンプでにて連載中。人気が凄まじく、実写映画化も決定した。
王騎はキングダムにおける最強クラスの人物であり、最大の人気キャラクター。その人気は決して強さだけではなく、性格や台詞などにも起因する。ただし、喋り口調は丁寧なオネェ。笑い方は「コココココ」。
ポケットモンスター THE ORIGIN:サカキ
出典:https://matome.naver.jp/odai/2140740734186759801/2140741271991038803
2013年に放送された、レギュラー放送とは別の特別版ポケットモンスター。「『ポケットモンスター 赤・緑』を遊んだみんなへ」というキャッチフレーズが原作ファンの涙を誘った。
サカキはロケット団のボスにしてトキワジムのジムリーダーでかなりの強キャラ。主人公・レッドは苦戦するも、原作ファンの僕らは直前でゲットしたフリーザーで難なくKO。
ONE PIECE:キュロス(片足の兵隊)
出典:https://ameblo.jp/origine48/entry-12077890978.html
1999年から現在もなお放送中の、誰もがご存知ワンピース。キュロスが登場したのはドレスローザ編であり、比較的最近である。
キュロスは片足の戦士だがかなり強い。最強ドフラミンゴに果敢に挑むが、やられて玩具の兵隊にされてしまった。
ちなみに、キュロスの娘として、ドレスローザ編主要キャラのレベッカがいるが、声優はなんと林原めぐみさん。更にレベッカの母親でありキュロスの妻は山崎和佳奈さん。すなわち、小五郎と蘭が夫婦で、娘に灰原哀というとんでもない関係性を見出すことができる。
バキ:烈海王
出典:http://www.nicovideo.jp/watch/sm30589349
2018年7月から放送開始する、格闘漫画が原作のアニメ。週刊少年チャンピオンで1991年から連載され、タイトル変えながら2018年4月まで4部作を連載した。2018年中に第5部が連載開始予定である。
烈海王は、原作「グラップラー刃牙」シリーズにおける主要キャラ。ネットでよく見られる「私は一向に構わん」の元ネタとなる人物。
ファイナルファンタジーXII:バッシュ・フォン・ローゼンバーグ
出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12127278337
2006年に発売された大人気RPGシリーズの1つ。シリーズ全体としては人気だが、本作は難解なストーリーと、作業ゲーっぽさと、主人公の影の薄さからかなり叩かれた。しかしやり込み要素はかなりあり、近年評価は一転、実はかなりの良作と評される。
バッシュはプレイヤーが操作できるメインキャラクター6人の内の1人。真面目なキャラクターだったが、それゆえに印象に残りづらい。
龍が如くシリーズ:冴島大河
出典:http://www.4gamer.net/games/139/G013951/20120611003/
全7作が発売されている、ヤクザを主体としたアクションアドベンチャーゲーム。
冴島大河は2010年に発売された第4作にて登場。操作可能な主人公の1人である。関西弁で大柄。実際に出会ったらとりあえず逃げ出したくなる見た目だ。
小山力也さんが担当した日本語吹き替えは?
小山力也さんは洋画の吹き替え経験も実に豊富だ。というより、もともとはアニメ声優よりもそちらの方がメインだったくらいだ。
海外俳優単位で様々な有名人の声あてをしている。例えば、ジョージ・クルーニー、キアヌ・リーブス、ニコラス・ケイジ、メル・ギブソンなどは洋画を普段見たい方でも名前くらい聴いたことがあるのではないだろうか。
ここでは作品単位でどんな役の吹き替えを担当していたのか、見ていこう。
マトリックスシリーズ:ネオ
出典:http://mymoviexx.blogspot.com/2014/01/1999.html
1999年に第1作が公開。CGを多用したバトル描写が、この時代ではかなり先進的だったのではないか。世界観もコンピューターで作られた仮想現実であり、近年のVRの超超先駆けと言える。
ネオは本作の主人公。プログラマーであり天才ハッカー。演じたキャストはキアヌ・リーブスであり、ご認識の通り相当なイケメン。ゆえに小山力也さんの渋い声はちょっと合わないか?
ロード・オブ・ザ・リングシリーズ:ボロミア
出典:http://mymoviexx.blogspot.com/2014/01/1999.html
2001年から3年連続3作公開された大ヒットファンタジー映画。この頃はハリー・ポッターかロード・オブ・ザ・リングかで、ファンタジー作品の人気を二分していた。
ボロミアは主要キャラで、主人公・フロドと旅する仲間の1人。ところが第1作の時点で指輪の魔力に魅せられて裏切り行為を働き、早々に退場となった。
24 -TWENTY FOUR-:ジャック・バウアー
出典:https://moorama-times.com/twenty-four-kiefer-sutherland-now-1596
近年の海外ドラマブームの火付け役であろう本作。1話1時間で作中の進行時間も1時間。1シーズン24話のため、1シーズンかけて1日の物語を描く。手に汗握るストーリー展開が人気の秘訣。
ジャック・バウアーは本作の主人公であり、米国架空組織CTUの有能捜査官。吹き替えの台詞回しもかなり話題となり、ジャック・バウアーをモチーフにした芸人まで登場した。演じたキャストはキーファー・サザーランド。
ファインディング・ニモ:クラッシュ
ご存知亀のクラッシュも実は小山力也さんが声あてをしていた。
ここで気になるのはディズニーシーのタートルトークではなかろうか。まさか毎回小山力也さんが来園して声をあてているはずもない。
実はタートルトークでのクラッシュの声優は、小山力也さんの声質に似ている人をオーディションしているそうだ。そのうえで更に、ハイテクなテクノロジーを利用して、小山力也さんの声質に似せているという。
クラッシュの声は毛利小五郎なんだろう?まんま「名探偵コナン」の世界である。
小山力也さんはあのコナンキャラの声も担当していた!
実は小山力也さんが演じているコナンキャラは毛利小五郎だけではない。過去を遡ってみると、意外な人物の声も担当していた。
第199-200話「容疑者・毛利小五郎」:佐久法史
「容疑者・毛利小五郎」が放送されたのは2000年7月17日と7月24日。また、「ゼロの執行人」公開に合わせて、2018年4月14日、21日にデジタルリマスター版が放送された。
原作にも登場する事件であり、毛利小五郎が犯人と疑われ、妃英理が無実を晴らすという貴重な回。ラストシーンでは小五郎が英理に対して本心を伝える重要な回でもある。
佐久法史は英理の弁護士仲間で別居中の英理を密かに狙っている役どころであり、かなりの爽やかキャラだ。
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第364-365話「水流るる石庭の怪」:木山智則
「水流るる石庭の怪」が放送されたのは2002年6月17日と6月24日。木山智則はフリーライターであり、色んな国を旅して本を書いている。蘭も知っている有名人でサインを貰っていた。とても爽やかだが、本作の犯人。
なお、本編はアニメオリジナルで漫画には登場しないお話。
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第405話「救急車を呼びに行った男」:桜田泰造
「救急車を呼びに行った男」が放送されたのは2005年7月4日。桜田泰造は米花東署の刑事。本作では桜田泰造が刑事のメインだった。かなりの傲慢キャラで、目をつぶって声を聴くとどう聴いても毛利小五郎である。
本作もアニメオリジナル。
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劇場版第10作目「探偵たちの鎮魂歌」:竜阿茶
出典:https://ameblo.jp/kao1227yuki/entry-12268496735.html
2006年公開の映画。竜阿茶(りゅう あちゃ)は「探偵たちの鎮魂歌」の中ではかなりのモブキャラ。小五郎の探偵仲間であり、小五郎よりも先に依頼を受けたが、犯人により爆殺される。
第500話「赤と黒のクラッシュ 遺言」:イーサン・本堂
「赤と黒のクラッシュ 遺言」が放送されたのは2008年3月17日。4人のモブキャラを演じた小山力也さんはここにきて「名探偵コナン」における重要キャラの1人を演じることになった。
イーサン本堂はCIAの諜報員であり、黒の組織に潜入していたが、娘である水無怜奈を守るために自決する。
※小山力也さんのコナンキャラボイスを実際に確認する場合はこちらから。
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毛利小五郎の声優交代の理由は?
ご存知のかたも多いだろう。毛利小五郎の声優は実は昔は小山力也さんではなく、神谷明(かみや あきら)さんが担当していた。小山力也さんは2代目なのだ。
神谷明さんの最後の小五郎は2009年9月26日放送、第548話「犯人との二日間(後編)」である。イーサン本堂を担当した1年半後に小山力也さんに変わった計算だ。
およそ13年近く続けた毛利小五郎の声優を、なぜ神谷明さんは降板したのか。回数こそ減っているが、神谷明さんは現在も声優業を続けている。変更になった理由を調査してみた。
当時の状況を振り返ってみよう。
現在はすでに見ることはできなくなってしまったが、神谷明さんの公式ブログにて理由が述べられていた。詳しいものではないが、「契約上の問題と信・義・仁の問題」らしい。
同19日の23時頃に「ご説明」というタイトルの記事をアップした。「信・義・仁についての疑問にお答えします」と書き出し、問題は「契約の交渉過程」で起きたとした。降板の「一番大きな理由」は、交渉相手だった「制作会社の方」が、「守秘義務の生じる契約内容」を音声制作関連・俳優関連団体や出演者の一部に悪意を持って伝え、「帰る場所」を「奪われた」ことだったと明かしている。
さらにその「制作会社の方」は、神谷さんが降板を発表する前に情報を「一部のブログ」にリーク。これが「信頼関係を失わせ」、18日の自身のブログでの降板発表につながっていた、という。
なるほど。契約の交渉相手が、契約内容を”悪意を持って”伝えたこと。これが降板の理由のようだ。
更に、当初は公式発表があるまでは本人も黙っていようとしたようだが、交渉相手が知人のブロガーに降板することをリークしたと。当然ブロガーによる発表が先にされても釈然としないので、神谷明さんは自身のブログで降板発表するに至った、ということだろう。
ここまで読むと、その”契約の交渉相手”が完全に悪いように読めるが・・・。
神谷明さん降板からすでに9年。ブロガーへのリーク直後、神谷明さんは1度復帰を望んだようだが、残念ながら却下されている。今後戻ることはないし、小山力也さんの毛利小五郎にも何も文句はないのだが、小五郎の声優の裏にこんな揉め事があったとは。
一部”戻った”との噂もあるが、それはデジタルリマスター版で過去作を放送しているに過ぎない。
なお、神谷明さんと小山力也さんの間に確執はないようなので、そこは安心していただきたい。交代からおよそ半年後に会食をしたようで、正式にバトンタッチがされたと報告されている。
最後のまとめ
いかがだっただろうか。
今回は
「名探偵コナン」のメインキャラクター
毛利小五郎の声優について調査した。
毛利小五郎の声優は
- 小山力也さん
- 小山力也さんは声優・吹き替えをメインに活躍中
- 担当していたキャラクターが主要キャラだらけ
というところだろう。
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