「名探偵コナン」
キャラクター紹介!
今回は、
「名探偵コナン」の重要キャラクター、
赤井秀一の母親であり、
自らを”領域外の妹”と名乗る、
メアリー世良
について、紹介していこう。
基本プロフィールから
各キャラクターとの関係。
更には
メアリー世良の幼児化と咳の真相、
メアリー世良と灰原やエレーナとの関係など
気になるところを紹介していこう。
これを読めばメアリー世良に
ついてはばっちりだ。
それではどうぞ!
メアリー世良プロフィール!
- メアリー世良(めありー せら)
-
- 年齢
- 53歳
- 所属
- MI6
- 故郷
- イギリス
- 住まい
- 日本(ホテルを転々)
- 子ども
- 3人
赤井秀一、羽田秀吉、世良真純の母親。また、イギリスの情報機関・MI6に所属している。
コナンや灰原と同じく、APTX4869を飲んで体が縮んでしまっている。ただし、コナンや灰原のように小学1年生まで幼児化されたわけではなく、見た目中学生ほどである。娘の真純と共に日本のホテルを転々とし暮らしており、基本的に人前に姿を現すことはない。
MI6に所属しているだけあって、推理力と洞察力は高い。また、22歳の赤井秀一に手刀で顔に傷を負わせたり、子供の姿でも大人の男を気絶させたり、はたまたホテル上階のベランダの真下にスパイダーマンのごとく隠れたりなど、身体能力の高さも相当なものと思われる。
外見は、肌の色がかなり色白。髪型はパーマがかったショートで、髪の色が白よりの金なことを除けば世良真純とそっくりである。瞳は緑色で、こちらは赤井秀一とそっくり。赤井ファミリーに特徴的な目の下の隈もしっかりあり、秀一と真純が母親からの遺伝が強いことを伺わせる。
性格はかなり用心深く、簡単に人に心を許すことはまずないと見受けられる。表情は常に硬い。
海水浴場で工藤有希子に「イギリスの方ですか?」と友好的に尋ねられたときも、有希子に顔を合わせることなく、「さぁ・・・」「いいえ」と、わずか2語でその場をやり過ごした。
コナンの鋭い推理力や洞察力を見ても、娘の真純がコナンを認めていることを知っても、メアリーは信用していない。
暗がりに鬼を繋ぐが如く、江戸川コナンに気を許すな。10年前に会ったあの坊やとは、まるで別人なのだから・・・(90巻FILE.5「暗がりに鬼を繋ぐが如く」より)
一方で、喜びの感情が欠如しているわけではなく、次男の秀吉が将棋で七冠を達成したときには、子供のような笑みを見せていた。結局すべて、子供第一の性格なのだろう。
メアリー世良の口調が男っぽい理由は?
メアリー世良の発言をよく聞くと、「~~だ。」「~~だな。」などの断定や、命令口調が多い。まるで男性の会話を聞いているようだが、それもそのはず。メアリー世良は意図的にこのような男性口調をしている。
その理由は、夫・赤井務武の死であり、赤井家の父親代わりということを意識しているためだ。
17年前に消息を絶った赤井務武。それ以降、赤井家の3人の子どもたちの面倒はメアリーが見てきた。初めはメアリーも務武の帰りを待っていたようだが、そのうちに務武が死んだという情報が流れ始める。
10年前、渡米し大学を卒業する長男の秀一に父親の代わりをお願いしようとしたが、あろうことか秀一はFBIに入局するつもりだという。メアリーも初めはこれに反対したが、秀一の断固たる決意に折れ、こう言う。
秀一、あなたを日本に戻して、秀吉や真純の父親代わりになってもらおうと思ったけど、それはもう諦めたわ・・・。行け秀一!その熱病でお前の命が尽きるまで、真実を覆い隠す霧を一掃しろ。その代わり、モヤ一つ残したら許さんぞ!(92巻FILE.4「さざ波の魔法使い」より)
これがメアリーの初めての男口調だった。
今日から私が、父親代わりということだ。(92巻FILE.4「さざ波の魔法使い」より)
ちなみに、このやり取りは幼き日の新一に目撃されている。本人が覚えているかどうかは定かではないけど。
領域外の妹とは?イギリスsisと関係?
”領域外の妹”とは、イギリスの情報機関・MI6を表している。
メアリー世良の登場当初の呼び名、それが”領域外の妹”。これはメアリーがコナンを試すためにつけた名だった。
まだ信用するにはほど遠いが、もしも彼がしびれを切らして私のことを訪ねたらこう答えなさい。”領域外の妹”だとな。(83巻FILE.6「電話と海と私」より)
ではなぜ、”領域外の妹”がMI6を表しているのか。これは”領域外の妹”を英語で表すと意味がわかるなぞなぞである。考え方は以下の通り。
妹:sister
領域:territory
territoryの略語:ter
領域外の妹
→ ”領域”を外した”妹”
→ ”ter”を外した”sister”
→ sis
sis:Secret Intelligence Service
”Secret Intelligence Service”とは、イギリスの情報部隊の1つであり、一般的に”MI6”の略称でよく知られている。よって、領域外の妹=MI6となるわけだ。
各コナンキャラとの関係性は?
ここまでメアリー世良のプロフィールと”領域外の妹”の意味を見てきた。ここからはメアリー世良と他のコナンキャラとの関係に迫り、メアリー世良を更に掘り下げていく。
江戸川コナンとの関係は?
原作98巻までにおいて、コナンとちびメアリーが対面したことは実はない。
コナンは真純のスマホに写っていた写真や、一瞬見かけたそれっぽい人物、自らメアリーの隙をついて撮った写真でしかメアリーの姿を確認できていない。一方、メアリーもコナンの実際の姿を一瞬しか確認していない。
しかし、メアリーはコナンの実力を試すために、自分が”領域外の妹”であることを世良真純づてに伝えている。一方、コナンもメアリーの正体を探っている。つまり、問題の出題者と回答者という関係である。
結果的にはコナンは見事”領域外の妹”の意味を解き、メアリーがMI6の一員であること、更にメアリーが赤井秀一、羽田秀吉、世良真純の母親であることを見破った。そして、メアリーが自分と同じ薬を飲まされたかもしれないことも察しがついている。
一方、メアリーはコナン=新一に”気づいているが認めていない”と考えていることが、次の2つの発言から推測できる。
暗がりに鬼を繋ぐが如く、江戸川コナンに気を許すな。10年前に会ったあのボウヤとは、まるで別人なのだから・・・(90巻FILE.5「暗がりに鬼を繋ぐが如く」より)
なお、大人メアリーとコナンは、10年前の工藤新一7歳の頃に海水浴場で出会っている。メアリーの「10年前に会ったあのボウヤとは~」の件はこのときのことを言っている。
毛利小五郎との関係は?
なんの関係があるかと言うと正直ほぼ関係ないに等しい。メアリーが小五郎の推理ショーをコナンの代わりにしたというくらいだ。
霊魂探偵として有名な探偵がホテルの一室で命を奪われた。そのホテルはたまたま世良母娘が泊まっていたホテルであり、事件のあった一室はたまたま世良母娘が泊まっていた部屋の隣だった。
コナンはいつものように小五郎を麻酔銃で眠らせ推理ショーを開始しようとするが、蝶ネクタイ型変声機がないことに気づく。慌てたコナンだったが、眠った小五郎からなんと小五郎の声がするではないか。
実はメアリーがコナンの落とした蝶ネクタイ型変声機を拾っており、世良のスマートフォンを小五郎に忍ばせ、スマホ越しに推理ショーをやってのけたのだ。
普段小五郎が発しない言葉や、男より男らしい口調、世良のことを”真純”と呼んだりなど、違和感たっぷりだったが、事件はメアリーの推理によって解決した。
そうか!その風を使って寝室の窓枠に貼ってあった何かを吹き飛ばし、誰かが逃げ去ったように錯覚させたんですね!
バカか、お前は(90巻FILE.5「暗がりに鬼を繋ぐが如く」より)
ちなみにだが、もちろん小五郎はメアリー世良の存在すら認識していない。
まあ何が言いたいかと言うと、ここで小五郎との関係を持ち出さなければいけないほど、メアリーはまだ赤井ファミリー以外のコナンキャラとまともに接触していないということである。
ここまでメアリー世良の
基本プロフィールを紹介してきた。
次のページでは、
メアリーが幼児化してしまった真相を
時間、場所、状況含め、
詳細にお伝えしていく。
特に”時間”と”場所”について知ると、
鳥肌が出るくらい
驚いてしまう真相がある。
更に、コナンの読者すべてが
疑問に思っているであろう、
メアリー世良と灰原哀がそっくりな
ことについても、
驚きの真相を紹介していく。
そして咳の理由についても
迫っていこう。
次ページの内容は、
単行本99巻に含まれる内容が
ほとんどである。
ネタバレ厳禁の方は
決して見てはいけない。
それではどうぞ!
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