どうも、コナン大好きコナソです。

今回は、2000年公開の
劇場版名探偵コナン第4作目、

瞳の中の暗殺者
(ひとみのなかのあんさつしゃ)

について見ていこう。


蘭が記憶喪失になったり、
映画初登場の佐藤刑事が
重傷を負ったり、
物語の舞台が
トロピカルランドだったり、

何かとファン心をくすぐる
展開を見せつけてくれるのが本作だ。

そんな本作をネタバレなしで
良さをお伝えしていきたい。


「コナンの映画観ようと思うけど
 どれがいいかなぁ。」

なんて悩んでいる人の参考になれば
嬉しい限りだ。

それでは行ってみよう!


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「瞳の中の暗殺者」のあらすじは?

警官殺しが発生した。

路上の公衆電話の中で、
何者かによって銃で撃たれたのだ。

犯行の場にたまたま居合わせ、
犯人も目撃したコナンと少年探偵団。

すぐに犯人を追いかけようとした
コナンだったが逃げられてしまう。

コナンは急いで被害者に
かけよったが、
胸をおさえて息を引き取った・・・。


その後、
コナンと少年探偵団は警察から聴取を
受けることになったが、
決め手となる証言はできなかった。

ただ一つ、
犯人が左利きということを除き・・・。


捜査が続く中、
第二の事件が発生する。

再び、警官が銃で殺されたのだ。

「警部殿、夕べの事件について
 詳しく伺いたいのですが。」


小五郎は目暮警部に電話で
捜査状況を聞いた。

しかし、

「すまん、今忙しいんだ。
 またにしてくれ。」


目暮警部はそっけなく、
小五郎の電話を切った。

白鳥警部と会話をする
目暮警部の様子は明らかに
ただ事ではなかった。


後日、

コナン、蘭、小五郎、園子は
白鳥警部の妹の結婚パーティーに
招待されてやってきた。


そこにやってきたのは、
警視庁刑事部長・小田切敏郎をはじめ、
多くの警察関係者の他、

ルポライター・仁野環、
フリーター・友成真、
ロックバンド歌手・小田切敏也、
心療科医師・風戸京介

が集まった。

更に、
小五郎の元妻・妃英理も
やってきていた。

「警察関係者は一目でわかるわね。
 目つきが悪いし、
 重々しい雰囲気だわ。」


英理の言う通り、
事件捜査中ということもあり、
警察の雰囲気は悪かった。


そんな中、
一人だけ明るい刑事がいた。

佐藤美和子だ。

「どう?馬子にも衣裳でしょ。」

高木刑事と会話していた。


パーティーの最中、
小五郎はひっそりと目暮警部に
捜査状況を聞き出そうとした。

しかし、

「すまんが、その話はなしだ。」

やはり、目暮警部は口を開かない。

納得いかない小五郎は
そばにいた高木刑事から
無理やり捜査状況を聞き出した。

すると、
二人目の被害者も警察手帳を
持って死んでいたという。

驚く小五郎とコナン。

その場に白鳥がやってきた。

そして、

「Need not to know」

知る必要のないこと。

と、言い残しその場を去った。


コナンと小五郎は状況を飲み込んだ。

この事件の犯人は警察関係者の中に、
それも上層部、もしくは、
警察組織全体が関与している
可能性もある、ということに・・・。


美和子は化粧室にやってきた。

「あら、蘭ちゃん。」

その場に居合わせた蘭に、
パーティーの重苦しい雰囲気を詫びる。

「そんなことより、
 佐藤刑事も気を付けてくださいね。」



その時、

館内の停電が起こる。

蘭と美和子がいた化粧室も。

そして・・・・・・、

・・・

美和子は犯人に銃で撃たれ、
生死の境をさまよっていた。

蘭は外傷こそなかったが、
事件のショックで記憶を
なくしていた。

誰のこともわからなくなっていたのだ。

美和子が撃たれたときに
確かに見たはずの犯人の顔も・・・。


銃が凶器であるにも関わらず、
会場内の人物からは
誰からも硝煙反応は出なかった。

果たして、

犯人は誰なのか。
硝煙反応はなぜでなかったのか。
美和子は助かるのか。

そして、蘭の記憶は・・・。


「瞳の中の暗殺者」レビュー

ミステリー  :★★★★★
アクション  :★★☆☆☆
サスペンス  :★★★★☆
ラブストーリー:★★★★★

ミステリー

第3作でミステリーの路線が
少し横にそれたが、
今作は第2作と同様の王道ミステリー。

テーマは

”警官殺し”

だ。


殺人事件の犯人は誰なのか、
トリックと動機は?

コナンが推理で事件を解決に導く。

そんな超王道の路線に戻っている。


そして、

そのミステリーの質もまた高い。


まず犯人。

これはかなり意外性がある。

あるシーンをよーく見てれば

「もしかして、犯人?」

と気づけるかもしれないが、
大抵は気づかないだろう。

映画第2作
「14番目の標的」と同様、
見せ方がうまい。


トリックもなかなか。

佐藤刑事を撃った際の硝煙反応が
なぜ犯人から出ないのか。

なるほど納得のトリックを
見せてくれる。


そして最後に、
犯人がこの事件を起こした動機。

事件の背景が徐々に明らかになり、
犯人が誰か絞られていく流れがお見事。



以上のように、
ミステリーの質は高さは保証できる。


なお、




白昼堂々、人通りもある道路で
警官を拳銃で撃つという愚行には
目をつむっていただきたい。




アクション

トロピカルランドをコナンが
スケボーで走り回るシーンがあり、

「いくらなんでもそれはw」

ということをやってのける。

近年のコナン映画では当たり前の
コナン劇場のはしりが、
今作で垣間見れる。



とはいえ、

近年のコナンのスケボーテクよりは
だいぶ地味で物足りなさを感じる人は
多いかもしれない。


アクションコナンが好きな方、
もうちょっと後の作品がいいですよ。


ちなみ今作では
原作でもお馴染みの蘭の
空手スキルが炸裂するシーンがある。


あまり派手ではないが、

「蘭強ぇ~。」

感を味わうには十分だ。

なにせナイフの刃を
蹴りで一刀両断してしまう。




もはや人体が凶器である。



その他恒例な

「ハワイで親父に教わった」

技をコナンがまたもや見せてくれる。

第2作の2つに引き続き、
これで3つ目の親父直伝の技。

一体どんなハワイ生活を
送っとったのだ、新一。


サスペンス

今作では
犯人の顔を見てしまった蘭が、
命の危険にさらされる回数が
非常に多い。

しかも敵の持つ武器が
刃物ではなく銃ときたもんだから
終盤の絶体絶命感もなかなか
手に汗握らせる。

銃はどこで手に入れたのか。


いやほんと、、

終盤のサスペンスっぷりはやばい。

「逃げて~!!」

と心の中で
祈り続けることになるだろう。


また、

予告でも流れてた蘭が線路に落ちて、
コナンが飛び込み蘭を助けるシーンは
当然2人とも助かるのだが、




どう見ても
2人とも死亡する
展開しか考えられない。




ラブストーリー

予想を超えるドキドキな展開が起こる。


いや、そもそも今作は
蘭が記憶喪失になるという設定上、
コナンが蘭を守るという展開は
予想していた。

その中で胸キュンな展開が
繰り広げられることも
想像に難くなかった。


そして、

案の定そんなシーンが
多数出てくるわけだ。


しかし、予想通りの展開の中、


コナンのすべての原点である
トロピカルランドでのシーンで、
予想をはるかに上回る展開を
見せてくれた!




「ねえ、どうして。
 どうして君はこんなに私のことを
 守ってくれるの?」



コナン
「×××××××××」


視聴者
「あーーーーー!!!!」


コナンよ、

というか新一よ。

ついに言ってしまったな、
そのセリフを。

人間窮地に陥った時こそ、
本心を言えるものである。



また、

純粋なラブストーリーとは
少し毛色が違うが、
親子愛、友達愛といったものも、
本作では色濃く描かれている。


特に蘭と園子の友情は
とても印象深い。


園子の蘭への想いがすごく温かいのだ。

園子と言えば、
いつも金関係が絡んでくるが、
今作では金キャラよりも
友情キャラだったね。


総評

おもしろい。

物語の規模はこれまでの
劇場版と比べると小さい。

舞台が次々と切り替わり、
海外への広がりと幻想的な世界観で
魅せてくれた第3作の次作なだけに、

舞台がほぼ街内と
トロピカルランドな今作は、
より規模が小さく見えてしまう。



まあ
その代わりといっちゃあなんだけど、
”蘭が記憶喪失になる”っていう
設定で物語に深みを持たせているし、

そもそもミステリーや、
ラブストーリーとしての展開も
クオリティがピカイチだ。



それに、

「Need not to know」

といういかにも

「これヤバい言葉ですよ?」

という意図の言葉を使って
警察組織全体を揺るがす事件を
におわせたり、

映画初登場の佐藤刑事が
瀕死の状態に陥ったりと、

なかなかに惹きつけられる
展開を見せてくれる。


それにしても、

小五郎の元上司で警視庁刑事部長の
小田切敏郎がマジでかっこいい。


警察にも
こんなキレものキャラがいたとは。

劇場版オリジナルキャラクター
らしいが、
正直いいキャラなだけに
劇場版だけではもったいない。

映画では今作以外にも、
第14作「天空の難破船」
第15作「沈黙の15分」
に出演している。


まあとにかく、

王道コナン映画であり、
おススメの作品であるのは
間違いない。


最後のまとめ

いかがだっただろうか。

今回はコナン映画第4作目

「瞳の中の暗殺者」

について紹介してきた。

王道なミステリーと
ラブストーリーを
見たいのなら本作。

アクションを見たいなら
本作以外が良いだろう。

コナソ的には見逃せない1作。


その他コナン映画20作の
あらすじとレビューも参考に
していただきたい。