名探偵コナン【ベイカー街の亡霊】感想レビューとあらすじは?

どうも、コナン大好きコナオです。

今回は、2002年公開の
劇場版名探偵コナン第6作目、

ベイカー街の亡霊
(べいかーすとりーとのぼうれい)

について見ていこう。

今作はこれまでのコナン映画と異なり、
アドベンチャー感が満載な作品。

なにせ物語の舞台は
ゲームの中の世界なのだ。

ゲストキャラクターもほとんど子供で、
後にも先にもこんなコナン映画はない。

そんな今作を
ネタバレなしで紹介したい。

「コナンの映画観ようと思うけど
 どれがいいかなぁ。」

なんて悩んでいる人の参考になれば
嬉しい限りだ。

それでは行ってみよう!

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「ベイカー街の亡霊」のあらすじは?

アメリカ、マサチューセッツ州。

天才少年ヒロキ・サワダは、
10歳にしてマサチューセッツ工科大学
の大学院生だった。

人間の先祖を突き止められる
”DNA探査プログラム”を開発した
ヒロキは、

次なる発明、
人工頭脳”ノアズ・アーク”を
完成させようとしていた。

そんなヒロキを
バックアップしているのは、

IT産業界の帝王と呼ばれ、
ヒロキの親代わりでもある
トマス・シンドラー社長である。

シンドラーはヒロキを拘束した。

外で遊ばせることも許されず、
厳重なセキュリティで常に
守られている。

そんなヒロキが・・・、

ノアズ・アークを完成させ、

屋上から身を投げたのだった。

2年後・・・、

東京の米花シティホールで
新作ゲームのお披露目会が
行われようとしていた。

日本のゲーム会社が
シンドラー社と共同で作り上げた
バーチャルリアリティー体感型ゲーム
”コクーン”である。

そこに現れたトマス・シンドラー。

ゲストプレイヤーには
財界・政界、医者や芸能界の
有名人の子供50名。

諸星秀樹、滝沢進也、
江守晃、菊川清一郎

らが続々と現れる中、

毛利小五郎の連れで
コナンや蘭、少年探偵団も
やってきた。

「は~い、
 ボーイズ&ガールズ。」

園子だ。

パーティー会場で
料理をたしなむコナン一行の元に
やってきた。

そんな園子の服には
ゲームに参加できる権利である、
バッジが付けられていた。

うらやむ少年探偵団の前に

「諦めな。」

警視副総監の孫、諸星秀樹
率いる子供たちが現れた。

全員ゲーム参加者のようだ。

小五郎の説教にも動じず、
むしろ言い返す諸星。

「おい、ミニゲームやろうぜ。」

パーティー会場でサッカーゲームを
始める諸星らに、

「他のお客様の迷惑になる。
 遊ぶのなら外に行きなさい。」

ゲーム開発責任者の
樫村忠彬が注意した。

脅しをきかせる諸星に対しても

「君たちをここから
 つまみ出すことにしよう。」

強気な姿勢を崩さなかった。

諦めその場を去る諸星ら。

新たなゲストが到着した。

ゲームのシナリオを考案した
新一の父親、工藤優作である。

パーティー会場が暗くなり、
”コクーン”の紹介が始まった。

・・・その闇に乗じて、
パーティー会場を後にする
人物がいた。

その人物は、
ゲームの開発責任者・樫村の
部屋にやってきた。

樫村はその人物と対面し、

「ヒロキの死を償ってほしい」

そう伝えた。

そしてヒロキが完成させた
ノアズ・アークが自分に知らせた
その人物の秘密について、

「それを利用して
 ゆするつもりもない」

と。

しかし、

樫村は殺された。

絶対に秘密を公のものにはさせない、

その信念を持った、
トマス・シンドラーに・・・。

”コクーン”体験の時間がやってきた。

樫村殺人事件のヒントを
得るためにコナンも、

そのコナンを追うように
蘭もコクーンに。

そして、ちゃっかり参加バッジを
手に入れた少年探偵団も
コクーンに参加した。

しかし、

「わが名はノアズ・アーク。
 体感趣味レーションゲーム
 ”コクーン”は、僕が占拠した。」

人工頭脳”ノアズ・アーク”に
のっとられたコクーン。

”日本のリセット”と称して、
ゲームに参加した子供たちの脳を
破壊すると宣言するノアズ・アーク。

助かる手段は
ゲームに勝ち残ることのみ。

果たして、

コナンたちはゲームに勝ち残り、
生き残ることができるのか、

樫村殺害事件の真実に、
コナンと工藤優作はたどり着くことが
できるのか。

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「ベイカー街の亡霊」レビュー

ミステリー  :★★★☆☆
アクション  :★★☆☆☆
サスペンス  :★★★★★
ラブストーリー:★☆☆☆☆

ミステリー

コナン映画史上初、
視聴者には犯人がわかっている状態で
物語が展開されていく。

10歳の息子同然の
ヒロキくんを自殺に追い込み、

ヒロキくんの父親の命を奪った
今作の犯人トマス・シンドラーを、
いかにして工藤優作が追い詰めるか。

そこに今作のミステリーの
おもしろさがある。

「ん?優作?
 コナンじゃないの?」

そう、
今作で事件を解決するのは
コナンではない。

証拠をつきつけ
犯人を追い詰めるのは、
工藤優作の役だ。

ではコナンは
一体何をしているのかというと、

ずっとゲームしている。

冗談っぽく書いたが、
実際は事件の手がかりをつかむために
コナンはゲームに参加しているのだ。

余計にわかりづr

というわけで
主人公の力は絶対なので、
今作は現実世界よりもゲーム世界を
中心に物語が展開されていく。

ゲーム世界ではミステリーと呼べる
展開はほぼないに等しい。

トマス・シンドラーに
ついても物語中盤でわりと
どうでもよくなってくる。

すなわち今作では、
ミステリー要素を期待するのは
お門違いということだね。

とはいえ、
ミステリーの見どころが
ないわけではない。

優作の推理は規格外の鮮やかさで
1ミリの不安も感じさせないほどの
安心感がある。

まさに”勝ち確”といった
ところだろうか。

この”勝ち確”感はぜひとも
味わっていただきたい!

アクション

今回はゲームの中の世界という
だけあって、
博士の発明品はすべて役に立たない。

キック力増強シューズも
まったく効果がないし、

(ちなみに、もし効果があったら
 ゲームの世界に入って3分程度で
 コナンたちが勝利していた。)

スケボーも一切出てこない。

そんな中で展開される
アクションなんてたかが知れている
と思われるだろうが、

その通りだった。

物語中盤で、
酒場での乱闘シーンが多少
迫力があるかなって感じだ。

近年のコナン映画や
前作「天国へのカウントダウン」と
比べると弱い。

サスペンス

10歳の天才男の子が開発した
人工頭脳”ノアズ・アーク”。

”コクーン”という
仮想体験が出きる新型ゲームを
のっとり、

「全員がゲームオーバーになった時は
 特殊な電磁波を流して、君たちの
 頭の中を破壊しちゃうからね★」

なんて、

幼い声と喋り方をしながら
恐ろしいことを言いやがる。

ゲームに参加した50人の子供たちは
みんな生きるか死ぬかの瀬戸際に
立たされているわけだ。

こんな設定の中、
続々とゲームオーバーになっていく
子供たち。

これだけでもなかなかの
サスペンスである。

そんな中、

コナン、蘭、少年探偵団、
クソガキども(失礼)
が選んだゲームの舞台も、
サスペンス要素が満載だ。

いったい何度危機一髪の
場面に出くわし、
それを乗り越えていくか。。

いや、
実際に乗り越えられなかった
子供も・・・。

ラブストーリー

コナン映画で初めて、
恋愛がおろそかになった作品。

前作では少年探偵団の
ピュアな恋が描かれ、

今回も少年探偵団が活躍する
作品ではあるが、

一度たりともキュンとすることは
ないだろう。

そういう展開にはならない。

従来の蘭と新一のやりとり(?)
もあるにはあるが、

初期4作で見せた
キュン死にしそうな展開も
今作ではおあずけだ。

そういう意味では
一家団欒で観るのに向いている
作品である。

総評

コナン映画の概念をガラリと
変えてきた本作。

物語の舞台はなんと
ゲームの中の世界というのだから

「よく考えたなぁ。」

と驚きだ。

奇策に走ったと思われるが、
そこをしっかりおもしろくしてくる
あたり、

この頃のスタッフ陣は
マジで天才ですわ。

世界観も
ファンタジーともホラーともいえる
不思議な雰囲気に包まれていて
引き込まれるしね。

「19世紀末の
 イギリス・ロンドンを舞台に、
 実在の迷宮入り犯罪者
 ジャック・ザ・リッパーを
 シャーロック・ホームズと
 一緒に捕まえよう。」

という神設定、

聞いてるだけでもワクワク感が
止まらないのでは?

そして、

ゲームの中の世界だからこそ
今作のオリジナルキャラクターは
ほとんどが子供
であり、

この子供がなんとも
濃いキャラクターをしている。

特に、
子供の中でもリーダー格である
諸星秀樹にはかなり惹きつけられる。

初めは誰もが

「クソガキすぎwww」

と思うだろうが、
中盤では、

「なんかこいついいキャラじゃね?」

となり、
終盤では、

「もろぼしー!!」

となる。

そしてラストの展開ではもう
びっくり仰天である。

「ええっ!」

っと、コナオも変な声を出した。

決してネタではなく
真剣に正当な驚きを与えてくれる。

ちなみに、

これもゲームの中の世界という
設定ならではなんだけど、

オリジナルキャラクターだけでなく、
少年探偵団も今作では
ばったばったやられていく。

あの蘭でさえ最後は・・・?。

現実世界だったらありえないよね。。

コナン終わっちゃうよ。。

スタッフ陣もここぞとばかりに
やりたい放題である。

だけどその展開がとても新鮮で
やっぱりおもしろい。

そう、今作はかなりおもしろい。

個人的には
前作「天国へのカウントダウン」が
第1位だけど、

今作が第2位だね。

是非観ていただきたい!

最後のまとめ

いかがだっただろうか。

今回はコナン映画第6作目

「ベイカー街の亡霊」

について紹介してきた。

ゲームの中の世界を冒険する
という今までのコナンにはない
新感覚の作品。

観る価値あり!
というより是非観ていただきたい!
おススメだ。

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おトク情報

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