どうも、コナン大好きコナソです。

今回は、2004年公開の
劇場版名探偵コナン第8作目、

銀翼の奇術師
(ぎんよくのまじしゃん)

について見ていこう。

怪盗キッドがメインとなる
コナン映画の2作目。

「世紀末の魔術師」のクオリティが
かなり高かっただけにハードルは
上がっているが果たして。

いつも通りネタバレなしで
見ていこう!


「コナンの映画観ようと思うけど
 どれがいいかなぁ。」

なんて悩んでいる人の参考になれば
嬉しい限りだ。

それでは行ってみよう!


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「銀翼の奇術師」のあらすじは?

「Romeo(ロミオ)
 Juliet(ジュリエット)
 Victor(ビクター)
 Bravo!(ブラボー)
 26の文字が飛び交う中
 ”運命の宝石”をいただきに参上する
 怪盗キッド」


そんな予告状を携えて
毛利探偵事務所にやってきたのは

舞台女優の牧樹里と
マネージャーの矢口真佐代

だった。

”運命の宝石”が表すのは、
ブルーに光り輝く、
”スターサファイア”。

「は~、素敵・・・。」

小五郎「見事なもんですなぁ。」

蘭も小五郎も感嘆の言葉をあげる。


小五郎の推理で
キッドがスターサファイアを盗むのは
今夜、牧樹里がジョゼフィーヌの
舞台を行うときと断定。


牧樹里から譲り受けたチケットで
舞台の観覧にやってきた
コナン、蘭、小五郎、
それに園子や少年探偵団も。

出迎えに来た矢口真佐代に
連れられて楽屋に訪れたコナン一行は
そこで、

牧樹里の他、
ヘアメイクの酒井なつき、
舞台俳優の成沢文二郎、
舞台女優の田島天子、
舞台俳優の新庄功、
演出家兼俳優の伴亨、

と挨拶を済ませた。


「皆さんお揃いですな?」

そこに現れたのは、
キッド専門の刑事である
中森警部だった。


「本物かしら、彼ら。」

疑問を呈したのは灰原だ。

コナンももしかしたらすでに
キッドはこの中に潜んでいるかも
しれない、と勘ぐった。

キッドは変装が得意だからだ。


そして、

「ああ、そうそう、
 今回は特別に捜査協力をしてくれる
 人物を連れてきました。」


そんな中森警部の言葉で
その場に現れたのは、

「どうも、工藤新一です。」

驚く蘭と園子。
言葉の出ない阿笠博士。
「なんだこいつかぁ。」ぼやく小五郎。
「君があの!」興奮する俳優陣。

三者三様の思いが交錯する部屋に、

「怪盗キッドだ!!!
 この人新一兄ちゃんじゃない!
 怪盗キッドが化けてるんだ!」


コナンの大声が響くのだった。


果たして、

怪盗キッドの真の狙いとは何か。
コナンはキッドを捕まえることが
できるのか。
その後に起こる大事件とは?


「銀翼の奇術師」レビュー

ミステリー  :★★☆☆☆
アクション  :★★☆☆☆
サスペンス  :★★★★★
ラブストーリー:★★★★☆

ミステリー

本作におけるミステリー要素は
本作において”おまけ”でしかない。

急に事件が起きて、
あっという間に解決する。



被害者が殺されてから
犯人が犯行を認めるまでの
時間を計測してみたところ、



15分もなかった。



それどころか、

コナンが犯人を
特定するまでにかかった時間は



なんとたった6分である。







アニメよりも
短いんですがそれは。。



とはいえ、
トリックについては
そこまで壊滅的なものではなく、

コナン映画としては
標準的なものだった。


しかし、
こちらが考える間もなく、
コナンがあっという間に
状況の整理と考察を進めてしまい、

視聴者は完全に置いてけぼりを
くらわされることになる。

製作者
「推理する人なんておらんやろ。」



ちなみに、
今回麻酔針の餌食になるのは、
おっちゃんではなく
妃英理というところが密かな
見どころとなっている。




一方、

キッドが出した予告状の暗号は
しっかり考えさせられるものだった。

なので、
本作のミステリー要素といえば、
殺人事件よりも、
予告状の暗号の方が該当するだろう。



それでも、
第3作「世紀末の魔術師」のときの
暗号のクオリティには
及ばないのが残念。


アクション

今作におけるアクションの見所は、
何と言っても

コナンVSキッド

の直接対決があるところ。

なお”対決”ってのは推理対決
とかではなくて、

物理的な対決だ。


キッドはトランプをビュンビュン
飛ばしまくり、

コナンはお馴染のサッカーボールを
ぶつけようとしたり、
麻酔針で眠らせようとするのだ。


しっかり想像すると
なんとなく見えてくるが、


はっきり言って、




めちゃくちゃ地味な画の
対決が展開される。



それに比べて、二人は終始ドヤ顔で
キザっぽく微笑んでいるもんだから、

「真剣にやれや!」

とツッコみたくなる。



そして何より、

この時のコナンが
とんでもなく汚ない。


キッドの良心を逆手にとったあの行動。

キッド良いヤツ、コナン汚ねぇ
の図が出来上がった瞬間である。


更にその後の
コナンの行動がまた鬼畜だ。




なんと空を飛んだキッドに
麻酔針を撃ちやがるのだ。



キッドが上手くよけたからいいものの、
もし当たってたらあの時のコナンの
装備的にキッドを助けることはできず、

第8作目の映画でキッド御臨終という
なんともやるせない結末となっていた
ことだろう。



とにかく珍しくコナン映画で

「コナンてめぇぇ!」

な展開を見られるので、

そういう意味では貴重である。


まあ空中でビルの隙間をぬって
キッドを追う展開は、
見た目的に楽しくて、

その点は評価が高い。


がしかし、コナンは汚い。


サスペンス

今作の見所のすべては
このサスペンスである。


どういうことかって?

それはね、

「銀翼の奇術師」という映画、

これがどんな映画かって言うと、


いかに飛行機を不時着させるかの映画


ということに尽きる!

これに尽きるのだ!


ミステリーもキッドとの対決も
すべて飛行機不時着のための
前座である。

お通しである。


その代わり、
このサスペンス要素は非常に
クオリティが高い。



パイロット二人がこん睡状態の中、
コナンたちがいかにして
飛行機を無事着陸させるのか・・・。

不運に次ぐ不運。
そして機転の数々。

「やべぇよ・・・やべぇよ・・・」

と視聴者は心の中で
壊れたロボットのように
唱え続けることになるだろう。


そしてそんなサスペンス感満載の中に
割って入ってくるのが、
次のラブストーリー感あふれる展開だ。



日本人はこういう
絶体絶命時のラブストーリーに
弱いらしい。

っていうのは、
前に「海猿」っていう映画が
あって(略)



ラブストーリー

前作が平次と和葉の
ラブストーリー強めだったが、

今作ではしっかり
新一と蘭のラブストーリー
を描いている。

それも第4作「瞳の中の暗殺者」
レベルに濃い。



とはいえ、常にラブな展開が
繰り広げられるわけではなく、

物語終盤にデカいのが
ドンと来る感じだ。


この一発は本当にデカい!


人って極限に立たされると
言いたいこと言っちゃうんだね。

これが火事場の馬鹿力という
やつだろうか。


とにかく、

「このタイミングで
 言ったーーーーーー!!」


という不意打ちをかまされる。

何を言ったかって?

それは秘密。

まあ予告で何度も流れてたので
秘密でもないか。


ちなみに本作ラストでは
新一と蘭のいちゃいちゃ電話を
聞くことになる。


微笑ましくもあり、
爆発しろ感もあり、

不思議な羨ましさに包まれて
物語の余韻に浸れることだろう。


総評

怪盗キッドがメインとなる
コナン映画の第2弾。


第1弾は言わずもがな
「世紀末の魔術師」だった。

”魔術師”と”奇術師”って書くと、
なんか”魔術師”の方が
ミステリアスな雰囲気が大きい気が。


”奇術師”ってなんか胡散臭い・・・。


ってことで、

今作の怪盗キッド・・・、

どうも胡散臭い・・・

というか、コミカルなんだよなぁ。


「世紀末の魔術師」では
とにかくミステリアスな雰囲気を
まとっており、

園子が
「キッドさま~」
とお熱なのも納得がいく。


しかし今作のキッドは違う。

例えば今作のキッドは
蘭にスリーサイズを聞くという
セクハラをやってのける。

「キッドなら下ネタも
 クリーンでさわやかに決まってる!」


と思いきやそうでもなく、




どちらかというと、
酔っ払ったおっさんレベル
の印象だった。



まあここは
人それぞれ好みが分かれるだろうが、
コナソ的にはミステリアスキッドの方が
好きである。



・・・と、
キット談義はこのくらいにして、

今作はなんといっても
サスペンス要素が強い作品。


ハラハラドキドキしたい方には
うってつけと言えるだろう。



一方でミステリー要素や
ストーリーそのものの深みは
まったく感じられない。

「俺はミステリーが
 見たいんじゃ!」


という方にはおススメしない。


最後のまとめ

いかがだっただろうか。

今回はコナン映画第8作目

「銀翼の奇術師」

について紹介してきた。

何度も言うように、
今作はコナンのサスペンス映画である。

ていうか、
「飛行機不時着のパニック映画に
 コナンをあててみた」

の方がしっくりくる気がしてきた。


その他コナン映画20作の
あらすじとレビューも参考に
していただきたい。