前ページではコナン映画の
個人的なおすすめランキングを
紹介してきた。
しかし、
どんな作品も長く続ければ、
1作や2作、駄作が生まれてしまうのも
当然のこと。
今回は、
そんな駄作(と言っては失礼だけど)
の烙印を押すにいたってしまった、
コナン映画のワーストランキングを
紹介していこう。
それではどうぞ!
観る価値なし?ワーストランキング!
観る価値なしと言ったら言い過ぎかもしれないが、あまりオススメはしない。まだコナンを観たことない方が、こちらのランキングの作品を先に観てしまったなら、「コナンってこんなもんか。。」みたいな感想を抱くかもしれない。
なお、一応オススメなポイントも記載してあるが、作品全体としてはオススメしない、ということである。
それではいってみよう!
ワースト5位:絶海の探偵
2013年公開、17作目
海上自衛隊によるイージス艦の体験航海に侵入した他国のスパイ!一方で発生した殺人事件との関係とは?そして、コナンが初めて見せる涙のワケとは!
イージス艦という閉じられた世界だけで繰り広げられるミステリー・サスペンス!
ここがポイント!!
- やや難解?大人のためのコナン映画
- イージス艦が舞台なだけあって難解な単語が多用される本作。説明はあるが意識して聞かなければ右から左だ。登場人物も衣装が似たり寄ったりで判別が難しい。そもそも物語の大筋が「他国のスパイがイージス艦のデータを盗もうとする」というものなので、お子ちゃまはおやすみなさいだ。
- 子供向け?蘭VSスパイ”X”
- そうは言っても、そこは「名探偵コナン」。しっかり子供向けのパートも用意してくれている。それはズバリ、蘭とスパイの格闘シーンだ。なかなか迫力があるぞ。
- コナンも涙!蘭に忍び寄る死の足音
- 毎度毎度しっかりピンチに陥ってくれる蘭。しかし、今作の蘭のピンチレベルはコナン史上最大と言ってもいいだろう。間違いなく死が目前まで迫っていた。園子の取り乱しっぷりとコナンの涙に注目!
ワースト4位:沈黙の15分
2011年公開、15作目
地下鉄で発生した爆発事件!コナンの活躍により1人の死者も出すことなく事なきを得た。犯人を追い、ダム建設が進められている雪積もる村にやってきたコナンらは、そこで久々の再開を果たした5人の男女と8年間意識不明の少年に出くわし、新たな謎に挑む。
コナン映画で唯一”冬”が舞台となった作品。
ここがポイント!!
- 光る技術!スケボーテクに酔いしれろ
- 今作の魅力は物語序盤と終盤に入れられたコナンのスケボーアクションだ。スピード感あふれる展開は否応なしにテンションをあげてくれる。コナンでスケボーアクションが観たいなら間違いなく本作がイチオシ。
- 弱すぎる!ミステリーはアニメ並み
- 34歳になった5人の幼馴染、8年間気を失っていた15歳の少年という登場人物の設定にはワクワクさせられるが、巻き起こるミステリーはどうにもこうにもアニメレベル。
- 危機一髪!コナンを救った意外な手段とは?
- 今作でコナンは史上最大のピンチに陥る。もはや自分の力では死を回避することは不可能。そんな展開の中、コナン救出のために必死な蘭がとった行動は奇抜さこの上ないものだった。
ワースト3位:戦慄の楽譜
2008年公開、12作目
元ピアニスト・堂本一揮の門下生3人が爆破事件の被害者に。次に狙われるのは天才ソプラノ歌手の秋庭怜子。次々に襲い掛かる危機をコナンとともに切り抜け、犯人を追い詰めるミステリー・サスペンス!
音楽を題材にしたコナン映画唯一の作品。ゲストキャラクターの主役ばりの活躍がコナンを食う珍作。
ここがポイント!!
- 緊張感ゼロの究極サスペンス
- コナン映画でサスペンスといえば、やはり爆弾絡みの事件だろう。いつ爆弾の餌食になってしまうのか、観客としてはハラハラものだ。今作でも数万人が爆弾の被害にあいそうなのだが、ある設定のため恐怖心をいだいていない。なので、観る側としてもあまり緊張感を感じられないということだ。
- 魅力があるような、ないような。コナンを食うゲストキャラ
- コナンと行動をともにする秋庭怜子。初めは冷酷な性格かと思われたが、実はとても思いやりがある本作のメインキャラクター。特にアメージング・グレイスの歌のシーンは圧巻。
- 絶対音感の為せる技?コナンと秋庭怜子の離れ技に脱帽!
- 今作には非常に珍しいシーンが存在する。なんとコナンと秋庭怜子が声で110番に電話をかけるのだ。なんでもプッシュホンを押す「ピポパ」という音は高周波低周波2つの音の組み合わせだから、それを声で出せればよいとのこと。実はこれ、本当にかけられるらしいが、思い出せコナンよ、お前は音痴だ。
※「戦慄の楽譜」のあらすじレビューと感想はこちらから!
どうも、コナン大好きコナソです。 今回は、2008年公開の 劇場版名探偵コナン第12作目、 戦慄の楽譜 (せんりつのふるすこあ) について見ていこう。 今作は”音楽”がテーマのミステリー。 様々な場面で音楽が重要な役割を …
ワースト2位:業火の向日葵
2015年公開、19作目
鈴木財閥主催の美術展「日本に憧れたひまわり展」のため、世界中より7枚のひまわりが集められた。それを狙うは怪盗キッド!人命をも危険にさらすキッドの異常な手口に困惑と疑心の目を向けつつも、コナンが次郎吉率いる”7人のサムライ”と共にキッドに挑む!
絵画を題材にしたコナンシリーズ初のアートミステリー。
ここがポイント!!
- 理解困難?わかりづらいキッドの目的
- まず前提として、今作では殺人事件が起こらない。それでも、発生する事件はキッドが絡んでいることもあり実に大掛かり。の割にそれらの事件はそれぞれまぁ、それほどの苦労もなく収まってしまい観ているこっちは不完全燃焼。はっきり言おう。「お前は何がしたいんじゃ」。
- 理解不能!見えづらい犯人の動機
- 犯行目的がなるほどわかり、事件はいよいよ終局へ。隠れた真犯人を圧倒的な推理力で追い詰めて、観客が事件の全容に納得したのもつかの間、犯人が吐露する動機はいかんせん理解し難いものだった。はっきり言おう。「お前は何がし(略)」。
- コナン映画史上一?工藤新一大活躍!
- 今作では工藤新一がこれでもか、というほど登場する。序盤から遅れてきたヒーロー並みの登場をし、終盤にはヒロイン・蘭といちゃつくお決まりの展開を見せつける。なに、もちろん怪盗キッドの変装だ。いい加減気づけ、蘭よ。
ワースト1位:紺碧の棺
2007年公開、11作目
財宝が眠ると噂される海底宮殿が見つかった島に訪れたコナンたち。バカンスを楽しむはずが、悪意あるトレジャーハンターと、とある殺人事件に巻き込まれた。絶体絶命のピンチを乗り切るために、蘭と園子の友情が試される。
コナン映画のベスト・オブ・ツマラナイとして不動の地位を確立した作品、「紺碧の棺」。
ここがポイント!!
- とにかく単調!盛り上がりのない107分
- 本作がつまらない原因はこれに尽きる。キャラクターの個性や各キャラの行動など、別に嫌いな点はないのだが、とにかくストーリーが単調で見せ場がない。
- こら園子!お前はもっといけるやろ
- ピンチに陥った蘭と園子。その場を打開するためには、2人が協力するしかない。・・・はずなのだが、どうにも活躍するのは蘭ばかり。蘭と園子の友情がメインに描かれるという宣伝文句だった割には、蘭の男気っぷりの方が描かれた。
- エンディングで1転好評価!
- 本作の主題歌「七つの海を渡る風のように」は、かなりの良曲である。
最後のまとめ
いかがだっただろうか。
今回は
劇場版名探偵コナンの
おすすめランキングを
紹介してきた。
ベストランキングに
ランクインした作品も、
ワーストランキングに
ランクインした作品も、
本当は全部観ていただくに
越したことはない。
人の感じ方は人それぞれ。
ワーストランキングの作品を
おもしろいという方も
もちろんいるので、
どんな作品が好みか
是非コナン映画に挑戦してみよう!
その他興味深いランキングは
こちらから!
「名探偵コナン」。 この作品が人気なのは誰しもがご存知でしょうが、近年更に爆発的な人気を獲得しているのはご存知でしたか?それは映画の売上”興行収入”を見ると明らかです。 そこで今回は、歴代の「劇場版名探偵コナン」の興 …
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